Developing a kumamoto dialect database to make a learning material for non-native Japanese speakers to accommodate a local society

Autor: Hiromi, OYAMA, Ryoji, BABA, Reiko, WADA, Yukinori, TAGAWA, Yoko, ARASHI, Tomomi, SHIMAMOTO, Sachiko, YOSHISATO, Rieko, OBA
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2017
Předmět:
Zdroj: 言語資源活用ワークショップ発表論文集 = Proceedings of Language Resources Workshop. 2:233-238
Popis: 会議名: 言語資源活用ワークショップ2017, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年9月5日-6日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター
言語には様々な異種が存在する。方言(ここでは特に地域方言)はその一つである。同じ日本語であっても様々な方言があり,別の言語であるかと思うほど理解し合えない時もある。「熊本方言を話せなくてもいいから理解できる」ということを目指し,留学生を対象とした熊本方言の特徴を学ぶ教科書『さしより熊本弁』(「さしより」とは共通語では「とりあえず」という意味を持つ熊本方言である)を作成している。その作成の中で,熊本方言話者の会話データを収集し,文字化した。その会話データにおいて方言要素を抽出し,教材作成者(熊本方言話者)が内省を施し使用頻度が高いと思われるものを選んだ。熊本方言といっても各地域によって大きく異なるため,熊本市で使われる方言に限定し,方言の世代差についても,大学生の使用を念頭において選定した。本稿では,熊本方言話者の会話データにおいてどのような方言要素を抽出し,方言タグを付与し,言語資源化したのかについて述べる。
Databáze: OpenAIRE