Radio wave observation of active galactic nuclei and tasks of X-ray observation

Autor: Kameno, Seiji, Wajima, Kiyoaki
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: 平成14年度宇宙放射線シンポジウム:次期X線天文衛星NeXTは何を目指すか = Cosmic Radiation Symposium 2002: New Science to be Explored by the X-ray Astronomy Mission NeXT. :77-80
Popis: 電波天文衛星「はるか」を使ったVSOPやその他の電波観測は、活動銀河核(AGN)のシンクロトロン放射を1ミリ秒を切る分解能で撮像することができる。この高空間分解能を活かして、ジェットの構造や組成および運動、それに中心核近傍の降着物質の様子など、活動銀河のさまざまな描像を明らかにしてきた。しかし電波観測で得られる輝度温度の情報だけから物理状態を考察することは、放射機構のモデルに強く依存するという問題点がある。一方でX線の観測ではスペクトルの情報や強度変動から、温度・柱密度・化学組成・放射領域のサイズなどの測定がなされてきた。電波とX線との相補的な長所を組み合わせることによってどのような観測が可能かを考えることは、重要である。本稿ではAGNについて観測的に明らかになった事実をレビューして、NeXTとの相補的な観測を提案する。
資料番号: AA0045914010
Databáze: OpenAIRE