ベンラリズマブの効果が不十分であった好酸球性副鼻腔炎合併難治性喘息に対してデュピルマブが奏功した1例
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2021 |
Předmět: | |
Zdroj: | 岐阜赤十字病院医学雑誌. 32(1):31-34 |
ISSN: | 0915-5910 |
Popis: | 症例は75歳、男性。9年前に当院で気管支喘息と診断され、好酸球性副鼻腔炎と共に他院で加療されていた。X-1年9月に喘息コントロールが不良であったため当科紹介となった。労作時呼吸苦、鼻閉を訴え、末梢血好酸球数、FeNO、総IgEが高値であった。ICS/LABA、LTRAで治療したが、喘息コントロールが不十分であったため、X年3月から9月までベンラリズマブを5回投与した。末梢血好酸球数は0になったが、鼻閉の改善、喘息コントロールは十分でなく患者の満足度は高くなかった。X年11月よりベンラリズマブを中止し、デュピルマブの投与を開始したところ、鼻閉、呼吸機能、FeNO、総IgEの改善を認め、ベンラリズマブ投与時より患者の満足度が上昇した。ベンラリズマブの効果が不十分であっても、デュピルマブの効果が期待できる症例があると考えられる。(著者抄録) |
Databáze: | OpenAIRE |
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