学生が主体的にデザインする実習-統合実習の試み

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 奈良県立医科大学看護研究ジャーナル. 18:43-51
ISSN: 2436-6749
Popis: 実習は看護学教育の中核で最も重要な教育形態である。看護基礎教育の最終学年における統合実習で、著者は学生自ら課題を設定し、看護の現象に対して探究心を持つことにより、研究的手法を用い、臨地・臨床の課題を見出し、情報収集、計画立案、調査、考察と発表を行うという教育設計を採用している。実習の目標は 1)多角的な視点から捉えた各自の探究テーマの設定ができる、2) 各自の実習計画立案ができる、3)推論・論証を活用した主体的な学習を持続できる、の3点である。大きな特徴は個々の学生が主体的に実習を自らデザインすることにあり、教員は学生の探究をサポートし、実習施設との調整役、学生、実習施設相互の学びを促進する役割を担う。
Databáze: OpenAIRE