The Reception and Practice of Impressionism in America : Focusing on 'The women at the Window'

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 奈良大学大学院研究年報. 27:49-62
ISSN: 1342-0453
Popis: これまでアメリカ国内の印象派は、あくまでフランスにおけるそれの亜流とみなされ、独自性を持つアメリカ絵画の1つとして重視されていなかった。一方で、印象派受容以前の19世紀のアメリカでは、「ヨーロッパからの脱却」と「アメリカらしさ」の獲得という志向が存在しており、ザ・テンに代表されるアメリカ印象派は亜流ではなく、これらヨーロッパとアメリカという2つの要素を持っていた点に着目した。加えて古くから西洋美術史にみられる「窓辺の女性像」という主題に焦点を当てることで、印象派以前のアメリカ絵画との相似点やフランス印象派との相違点といった観点から、アメリカにおける印象派の特徴や独自性について新たな指摘ができることを確認した。
Databáze: OpenAIRE