ドイツ刑事判例研究(91) 生命維持措置の中止に関する世話裁判所の許可が不要となる要件および覚醒昏睡にある患者の推定的意思を探知するための要件

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2016
Předmět:
Zdroj: 比較法雑誌. 50(1):275-297
ISSN: 0010-4116
Popis: application/pdf
患者の事前指示を作成していないが,意思推定のための手がかりを残していた患者の延命治療の中止の是非が問われたドイツの民事判例についての検討。 同決定は,ドイツ民法1901条aの解釈論を展開し,事前指示が作成されていない場合は,同条2項の問題であるが,そこでは「治療上の希望」と「推定的意思」が区別されるとしたことを確認した上で,両者の要件と効果の違いについて検討した上で,わが国への示唆を探るものである。
Databáze: OpenAIRE