Present status of abdominal ultrasonography in the Health Care Center of this hospital

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2018
Předmět:
Zdroj: 日本赤十字社和歌山医療センター
ISSN: 1341-9927
Popis: 超音波検査は非侵襲的でリアルタイムに得られる情報が多いため、スクリーニング検査として広く活用されている。今回我々は、2016年の1年間に当院健康管理センターを受診した12,000余名のうち約半数に施行した腹部超音波検査の所見を集計し、内容を検討したので報告する。全体の有所見率は74.9%であり。最も高率であった所見は脂肪肝33.2%、次いで腎嚢胞25.5%、肝嚢胞24.7%、胆嚢ポリープ21.7%であった。そのうち腫瘤と所見を付けた症例について追跡調査を行った結果、健診で新たに指摘され悪性と診断された症例は3例(被検者の0.048%)であった。今後は超高齢化社会の到来により生活習慣病や悪性腫瘍の増加が見込まれる。超音波検査の受診を奨励するとともに、検査側は健診受診者に貴重な情報をもたらし得る超音波検査を実施していきたい。
Databáze: OpenAIRE