Home range and habitat use of Sika deer around betwixt mountains and grassland in Aichi Prefecture

Autor: KAMATA, Atsushi, ISHIDA, Akira, EGUCHI, Norikazu
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2020
Předmět:
Zdroj: 中部森林研究. 68:35-40
ISSN: 1342-971X
Popis: ニホンジカの行動特性の把握を目的として,中山間地域の農地周辺と高標高域の牧草地周辺において計4頭のニホンジカにGPS首輪を装着し,その行動圏と生息地利用について調査をおこなった。中山間地域のメスジカ2頭は,全追跡期間で推定行動圏は57.5~78.6haであり定住性が確認された。また,日中は広葉樹林を,夜間は河川敷・道路等を選択的に利用していた。牧草地周辺のオスジカ2頭は,全追跡期間で推定行動圏は140.0~335.2haであり定住性が確認された。また,冬期は日中に森林を選好し,夜間は牧草地を選好していた。春・夏期になると日中・夜間ともに牧草地を選好しており,牧草地への依存度が極めて高いと考えられた。
Databáze: OpenAIRE