消化管細菌、Butyrivibrio fibrisolvensの利用による消化管内での共役リノール酸生成の増強

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2006
Předmět:
Popis: 近年、我が国でもヒトだけでなくイヌ・ネコも長寿になり、高齢のヒトや動物の健康維持に対する人々の関心が高まっている。共役リノール酸(CLA;C18:2)は健康の維持・増進に役立つ物質として注目を集めており、抗癌作用、抗動脈硬化作用、抗腫瘍形成作用、高インスリン血症の改善効果、免疫機能増進作用などの多様な効果が報告されている。CLAは、反芻動物のルーメン(第一胃)内微生物によるリノール酸(LA;C18:2)の水素添加反応の中間体として生成される。そのため、CLA含量の高い食品は牛肉や牛乳であるが、ルーメン内ではCLAは飽和のステアリン酸(C18:0)にまで還元されてしまうので、その含量は少なく、上記の効果を得るほどにCLAを摂取することは難しい。
2006
Databáze: OpenAIRE