Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2022 |
Předmět: |
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Zdroj: |
拓殖大学語学研究 = Takushoku language studies. 146:179-212 |
ISSN: |
1348-8384 |
Popis: |
本研究は,洋楽は教材として成立しないことが前提にある今の風潮と概念に対して,筆者はデータベースを構築することで洋楽が教材として決して劣らないと証明したいとの必然性から始まった。洋楽にはストーリーがあり,機知に富んだユニークな表現がある。洋楽のストーリー性の魅力は,機知に富んだユニークな表現を無意識に脳内に定着させることであり,筆者はこれを語学学習に利用しようと考えている。機知に富んだユニークな表現とは何かと考えたとき,筆者は“proverbs and sayings”に着目した。洋楽からであれば,正統派“proverbs and sayings”のみならず,派生した“proverbs and sayings”をも学ぶことができる,これが着眼点だった。下らないと思われてきた派生した“vivid expressions”だが,実は教材として高い可能性を秘めている。派生した“proverbs and sayings”は様々な授業に発展し得る。派生した“proverbs and sayings”を通じて,正統派“proverbs and sayings”を学べるばかりか,独自の“proverbs and sayings”を作りだせるようになり,英語表現の幅は広がる。このため,洋楽と“proverbs and sayings”の融合は合理的であると考える。また,洋楽は将来性のある教材となると確信している。なお,データベースを構築することで次のことが明らかになった。1.洋楽は少ない語数の“vivid expressions”を好む傾向がある。2.“vivid expressions”自身が持つ特性によっては,洋楽と相性の良くないものもある。“vivid expressions”の持つ特性が分かれば,洋楽で学び得る“vivid expressions”の特性を見いだせる可能性がある。データベースの構築および派生した“vivid expressions”をより集めることで必ず英語教育の一助となる。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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