「インドにおける日本の環境技術移転促進に向けたJITMAPの取り組み」
Autor: | Kojima, Satoshi, Hamaguchi, Toshinori, Tachibana, Mika |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2022 |
Předmět: | |
Popis: | IGES関⻄研究センターは、公益社団法人日本環境技術協会(JETA)からご招待をいただき、2022年6月23日に、同協会の技術交流会において、「インドにおける日本の環境技術移転促進に向けたJITMAPの取り組み」というテーマで、JITMAPの活動と成果、及び、今後の課題と方向性に関して講演をしました。 本交流会は、JETAの会員企業や当協会が、インドの大気汚染分野を中心とした現在の動向やインドで実施されているブルー・スカイ協力やJITMAPの取り組みへの理解を深めると共に、国際貢献に果たせる役割について協議を通じて模索することを目的として開催されました。 講演では、JITMAPの活動内容、対象技術、活動地域、並びに活動の現地パートナーや協力支援機関等の面から説明しました。そして、2018年に署名された「日本国環境省とインド環境・森林・気候変動省の間の環境協力分野での協力覚書」に基づき、それらの協力分野への対応として、対象技術をこれまでの低炭素・省エネ技術から環境技術全般に拡大して活動している経緯を説明しました。次に、成果事例に関して、技術(製品)の導入、技術の最適な運用方法の適用、技術の理解促進の活動などについて、成果や関係者の声を交えて紹介しました。また、JITMAPの活動やその成果は、JITMAPウェブサイトやパンフレット、ワークショップやセミナー等を通じて情報発信をしていることも紹介しました。最後に、JITMAPの課題と今後の方向性について、体制や活動の強化、活動の持続可能性の向上などの課題を共有し、今後の方向性として、日本・インド両国の協力支援機関との連携強化、現地ニーズの掘り起こしや課題・障壁の同定、現地の既存の取り組みとの連携実施、活動の集約的な実施等を説明しました。 講演の後、インドで活動する場合の活動地域や連携対象、関心の高い環境問題、インドの大気汚染問題改善に関する政府へのアプローチ、エネルギートランジションの動向、野焼き問題など多岐にわたる質疑応答や協議が行われ、貴重な意見や提案がだされました。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |