ほいくしゃのほいくじっせんにおけるしこうかいろとしょうさつにかんするいちこうさつ
Autor: | Akamine, Yuko |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2019 |
Zdroj: | 沖縄キリスト教短期大学紀要 = JOURNAL of Okinawa Christian Junior College. 48:37-48 |
ISSN: | 0385-1745 |
Popis: | 保育実践において省察は、保育を振り返る作業として必要とされている。しかし、保育者が何をどのように、省察しているかは、見えないでいる。それは、保育者の思考過程が暗黙の知で構造されており、言語化されにくいからである。本稿においては、保育者が保育実践においてどのように省察をしているのか、思考過程に踏み込み、言語化を試みる。 我が国において、保育実践における省察の必要性は、古くから語り伝えられている。しかし、保育終了後に行うものと捉えられていた。近年、これからの専門家について説いているマサチューセッツ工科大学のドナルド・ショーンは、目的が変化するマイナーな職業を持つソーシャルワークや図書館、教育者、神学、都市計画に関わる専門家の省察には、「行為についての省察(reflection on action)」と「行為の中の省察(reflection in action)」があることを提唱している。 その提唱によると、ソーシャルワークである保育者は、保育実践中でも省察は、行われている。もしくは、行うことが求められていると言うのである。 本稿は、保育者の省察について、保育者の思考過程に焦点をあて、暗黙知である保育者の省察を言語化し、省察について考察をした内容である。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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