Development of the NeXT hard X-ray telescope

Autor: Ogasaka, Yasushi
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: 第4回宇宙科学シンポジウム = Proceedings of the 4th Space Science Symposium. :23-26
Popis: NeXT/HXTは、世界で初めて衛星塔載される、光学系を用いた硬X線望遠鏡である。天体観測研究において結像光学系を用いた観測は本質的に重要であり、天体の空間構造の情報は非撮像型観測装置で得られるものに比べて質的に異なる。また、結像集光系を用いることにより焦点面に置かれる検出器を小型化でき、検出器雑音の量を格段に減少させることができる。X線天体観測においては、データの質は検出器雑音によってほぼ決まると言ってもよい。NeXT/HXT開発のための基礎技術は、名古屋大学と宇宙研が独自に進めてきた気球塔載用硬X線望遠鏡開発や、NASA/GSFCとの共同研究による気球塔載観測実験を通じて蓄積された。気球塔載型望遠鏡は既に実用化されている。一方で衛星塔載においてはさらに高い性能が求められ、これを達成するべく、今後国内関連研究機関との連携、および場合によっては国外機関との共同研究を推進する。
資料番号: AA0047899006
Databáze: OpenAIRE