弱視者のVDT作業に関する人間工学的調査研究

Předmět:
Zdroj: 労働科学
Popis: 8名の弱視VDT作業者を対象にして、人間工学的視点から現場調査を実施した。主な調査項目は、実作業の観察、作業上の光環境およびレイアウト計測であった。 調査の結果から、弱視者のVDT作業において以下のような配慮点が明らかとなった。 1)弱視作業者にとっては、VDT画面上の表示文字を大きくすることが必須である。また、障害の種類の多様性からみて、表示極性を自由に選択できるようにすべきである。 2)高発光輝度性能を有するVDTを用意する必要がある。 3)VDT機器以外に、VDT表示文字拡大装置、拡大読書器、音声合成器などの作業補助具が使われるため、十分な作業スペースが確保されなければならない。(図10・表1)(自抄)
Databáze: OpenAIRE