当院における特発性喀血症の検討 患者背景、出血源、治療方法と結果について
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2016 |
Předmět: | |
Zdroj: | 洛和会病院医学雑誌. 27:25-30 |
ISSN: | 1341-1845 |
Popis: | 当院にて気管支動脈塞栓術(bronchial artery embolization、以下BAE)を行った特発性喀血症患者6例について検討した。5例に喫煙歴を認め、出血部位は4例が右上葉であった。3例が3月に発症した。手術的切除に至った1例を除き、5例であらかじめ気管支動脈をターゲットとした3次元CT(3D-CT)を施行し、異常な気管支動脈を確認して責任血管と判断した。そのうち3例は気管支動脈径が2mm以上に拡張していた。3例において気管支鏡検査を省略して3D-CTの所見を参考にBAEを実施し、いずれも1回の施行にて原因となる気管支動脈を同定・塞栓し、以後再発を認めなかった。3D-CTで原因血管を推定できる場合には、気管支鏡検査を省略してより迅速にBAEを行うことができると思われた。(著者抄録) |
Databáze: | OpenAIRE |
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