A case of IgA vasculitis nephritis presenting with histological finding of membranoproliferative glomerulonephritis with IgG deposition

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2020
Předmět:
Zdroj: 近畿大学医学雑誌 = Medical Journal of Kindai University. 45(3-4):63-67
ISSN: 0385-8367
Popis: [抄録]IgA vasculitis related nephritis (IgAV-N)は, IgA 血管炎における最も重要な合併症である。ISKDC分類におけるVI型 IgAV-N は非常に稀で, 臨床的特徴や治療および予後について報告は少ない。症例は6歳女児。 IgA血管炎の診断3週間後に顕微鏡的血尿と蛋白尿を認めた。賢生検組織でびまん性メサンギウム細胞の増殖と基質の増加,糸球体基底膜の肥厚と二重化を認めた。蛍光染色でメサンギウム領域と糸球体係蹄壁にIgA, IgG, C3が沈着,電顕で内皮下にelectron dense deposit を認めた。組織学的にI型 MPGN を呈し, ISKDC VI型 IgAV-N と診断した。ステロイドパルス療法3クールと cyclophosphamide を含む多剤併用療法にて尿蛋白の減少を認めた。発症契機としては典型例であったが, 非典型的な組織学的所見を含めたIgAV-Nとして希少例と思われた。
Databáze: OpenAIRE