The Meaning and Issues of the Review of Administrative Monetary Penalty in the Amendments of Financial Instruments and Exchange Law in 2008
Autor: | Takahisa, Urushibata |
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Přispěvatelé: | 研究論文, Articles, 嘉悦大学・嘉悦大学短期大学部非常勤 |
Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2009 |
Předmět: | |
Zdroj: | 嘉悦大学研究論集. 52(1):35-50 |
Popis: | 本稿は、平成20 年の金融商品取引法改正によって実現した課徴金制度の見直しの意義について考察することを目的とする。そのために、本稿では、課徴金制度が導入された平成16年から平成18 年までに行われた課徴金制度の導入・整備の概要について概観する。そして、平成20 年の課徴金制度の見直しについて検討する。証券取引分野における課徴金制度は、当初、不当利得を剥奪することを主たる目的としていたが、その後の法改正による制度の整備を通して、その性格を変化させてきたのであり、平成20 年の見直しがこの変化を明確なものとしたことを指摘する。このことは、今後の課徴金制度の展開にとって重要な基礎を提供するものである。そして、課徴金制度のさらなる展開のために、被害者の救済を実現する方策を考察することの必要性も指摘する。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |