A Study on the Group Governance Reform : Why has the Focus Changed from the Corporate to the Group?
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2018 |
Předmět: | |
Zdroj: | 拓殖大学経営経理研究 = Takushoku University research in management and accounting. 113:37-47 |
ISSN: | 1349-0281 |
Popis: | アベノミクスの下,2014 年に始まったコーポレートガバナンス改革は,2018 年になって焦点がコーポレートからグループへと移っている。2017 年までのコーポレートガバナンス改革は,取締役会改革など法人単位の仕組みを基本としていた。しかし,多くの上場会社ではグループ単位で経営が行われていること,海外を含めた子会社に不祥事が多発していることから,グループ単位でのガバナンスに焦点を当てるべきとされた。本稿では,東芝グループ,富士フイルムグループ,LIXIL グループで生じた海外子会社の不祥事を取り上げ,親会社が十分に海外子会社を監督できないことが原因であることを示した。この結果を受けて,本稿ではグループガバナンスの実効性を向上させるには,新たなグループ設計をすべきであると結論している。具体的には,親会社が子会社の上場化を進めて,市場からの監視としてディシプリンを遵守する仕組みづくりが必要であり,不祥事が発生した場合に上場親会社・子会社ともに市場から撤退する仕組みづくりとしてソフトロー改革を進めるべきである。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |