Self challenges and countermeasures in Ethical Practice\nfrom Nursing students’ perspective

Autor: Takako, SHIRATORI, Mitoi, NISHIDA
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University. 63:57-67
ISSN: 1884-6351
Popis: 本研究は、倫理実践能力に関して看護学生が捉える自己の課題と対策について明らかにしたものである。研究対象は、3年次領域別実習を修了し「看護倫理」を受講した看護系大学4年生であり、分析対象は、対象者が「看護倫理」受講後に記載した「看護の対象となる人のために、倫理的な行動ができるか自分自身を振り返り、自己の課題とその対策について考察する」のレポート記述内容である。 研究の同意が得られ、条件を満たした71名の対象者のレポートを倫理的行動の4つの要素である「倫理的感受性」「道徳的推論」「態度決定・表明」「実施」にそって分類した結果、学生が課題として挙げた能力は、多い順に「倫理的感受性」「態度決定・表明」「実施」「道徳的推論」であった。それぞれの課題に対する対策としては、「倫理的感受性」を高める対策には、【倫理的知識を身につける】【患者の思いを汲み取り受けとめる努力をする】【倫理的な視点で臨床に臨む】他6対策、「道徳的推論」の力をつけるための対策には、【倫理的問題を自分の言葉で説明できるようにする】【倫理的知識を身につける】他3対策、「態度決定・表明」の力をつけるための対策には、【他者に相談し支援を得る】【患者のために行動する勇気を身につける】【倫理的知識を身につける】【自分の価値観を分析し修正する】他5対策、「実施」の力をつけるための対策には、【倫理的知識を身につける】【患者を第一に考え意思を尊重する】【看護師としての力量をあげる】【他者に相談し支援を得る】他3対策であった。 この4つに共通してみられた対策は、【倫理的知識を身につける】【倫理的問題を自分の言葉で説明できるようにする】【他者に相談し支援を得る】であった。
Databáze: OpenAIRE