Historical background of Free Association

Autor: TSUCHIYA, Machi
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 瀬木学園紀要. (20):57-64
Popis: 本研究は,S.Freudの自由連想(free association, freien Assoziationen)が「AA.Brillの英訳段階における誤訳であった」というC.Rycroft(1968)の指摘を検討した文献研究である.S.Freudは,初期の臨床事例論文“Studien über Hysterieヒステリー研究 ”(1895)の中で,連想に繋がる‘Einfälle’を使い始めており,“Die Traumdeutung夢判断”(1900)において,‘freisteigende Einfälle’(自由に浮かび上がってくる思いつき)という表現になっている.更に,S.Freudは,1909年アメリカの大学での5回連続講演においては,‘freien Assoziationen(自由連想)’と言っている等の文献研究結果を照らし合わせながら「AA.Brillの誤訳(mistranslation)である」の背景について検討・考察した.
Databáze: OpenAIRE