Usefulness of focal spot position measurement in the quality assurance of radiation therapy
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2020 |
Předmět: | |
Zdroj: | 国際医療福祉大学学会誌 = Journal of the International University of Health and Welfare. 25(2):25-36 |
ISSN: | 2186-3652 |
Popis: | 放射線治療においてビームアライメントに変動をもたらす要因の一つとされる X 線焦点位置変位の測定は,現在の治療機器の品質保証(Quality Assurance:QA)において一般的ではない.本研究ではビームパラメータ調整によって変位させた焦点位置をスリットスキャン法によって測定し,焦点位置によるビームプロファイル形状の変化や radiation isocenter の変位を評価して焦点位置変位測定の有用性について検討した.3 次元水ファントムによるプロファイル測定の結果,焦点位置を 0.8 ~ 1.0 mm 変位させた時,照射野中心の変位は 0.4 mm で,対称性は 2% 変化した.また WL test によって radiation isocenter の変位を測定した結果,変位量は 0.5 mm だった.プロファイル形状や radiation isocenter の変化における原因究明において焦点位置変位測定は必要であり,従来のQA 方法に合わせスリットスキャン法を用いることは,今後の放射線治療の高精度化において有用であることが示された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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