Post-Irradiation examination on the wrapping wire used in 'JOYO' MK-I core (Subassembly PPJDOM) (1)
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 1982 |
Zdroj: | PNC-TN941 82-141. :1-38 |
Popis: | 高速実験炉「常陽」の炉心構成要素の健全性を確認し,また高速炉用炉心材料の基礎的な照射データを得るための試験計画の一環として,「常陽」炉心で出力75MWで使用されたラッピングワイヤの照射後試験を行った。今回試験したラッピングワイヤは集合体PPJD0Mに組み込まれて使用されたもので,供試材の照射温度は370sim501circC,最大照射量は4.19times10times22n/cmtimes2(E>0.1MeV)であった。照射後試験は外径測定,密度測定,金相試験及び硬さ試験の各項目について行い,その結果をPPJD1APPJX08,PPJX14,PPJX06,PPJX11,PPJD2B及びPPJX09ラッピングワイヤの試験項目とあわせて検討した。主な結果は次のとおりである。照射材の外径は最大0.7%程度増加し,密度は最大1.4%程度低下していた。密度測定結果から算出した体積変化(DeltaV/V)と外径変化の3倍(3DeltaD/D)はかなりよく一致していた。スウェリングは照射量の増加にともない,かなり急速に増加する。スウェリングの照射温度依存性は今のところ明確ではなく,今後のデータの推移を見守る必要がある。金相試験において結晶粒界に炭化物の析出がみられた。硬さは受入材にくらべ最高Hv=160程度増加していた。 著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA) |
Databáze: | OpenAIRE |
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