LATE-ONSET MESH INFECTION AFTER ABDOMINAL INCISIONAL HERNIA REPAIR TREATED BY LAPAROSCOPIC MESH REMOVAL

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 横浜医学 = YOKOHAMA MEDICAL JOURNAL. 73(4):541-546
ISSN: 0372-7726
Popis: 症例は72歳の男性で, 8 年前に腹壁瘢痕ヘルニアに対してコンポジットメッシュを用いたヘルニア根治術を施行した. 1 週間前より持続する発熱と腹痛を主訴に来院し,腹部CTでメッシュ背側に膿瘍を認めたため,遅発性メッシュ感染の診断で緊急手術を施行した.術中所見ではメッシュに広汎に小腸が癒着し,メッシュを介して小腸が腹壁に穿通し膿瘍形成を認めた.腹腔鏡下メッシュ除去,膿瘍ドレナージ,小腸部分切除術を施行し,可及的に腹壁を二層で閉創した.術後は創部感染とイレウスを認めたが保存的加療で改善し,以後感染の再燃なく経過している.腹壁瘢痕ヘルニア術後の遅発性メッシュ感染は比較的稀であり,文献的考察を加えて報告する.
Databáze: OpenAIRE