Occupational competencies and learning modules in Korean National Competency Standards : focusing on basic level ability in the business field
Autor: | Chisako, Eto |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2020 |
Předmět: | |
Zdroj: | 久留米大学文学部紀要. 情報社会学科編 = Bulletin of Faculty of Literature, Kurume University. Information Sociology. 15:19-32 |
ISSN: | 1348-1010 |
Popis: | 本研究の目的は,NQF(National Qualifications Framework:以下NQF と略)導入国の中でも東アジアの文脈を考慮した韓国の国家職務能力基準(National Competency Standards:以下,NCS)に焦点をあて,職業と教育の等価性策定プロセスならびに学習モジュールへの展開を究明することである.訪問調査の結果から,韓国NCS 開発プロセスにおいてガバナンス面では労働と教育の関係省庁が相互に協力し,チューニングが行われていた.また,能力評価指標開発のために既存の産業・職業の分類という枠にとらわれず,新たに「韓国雇用職業分類(KECO)」という独自の雇用職業分類を策定し,NCS が開発されていた.また,教育機関においてNCS を学習モジュールとして展開するために導入校では,単にNCS で策定された科目をそのまま導入するのではなく,建学の精神や学部・学科のポリシーを損なわないよう既存のカリキュラムとの融合をはかりながら科目を検討し,組織的な運営,IR による教育改善や質保証なども同時に行われていた.NCS 基礎レベルの職業能力には,全職種に共通する「職業基礎能力」が設けられていた.この「職業基礎能力」と日本の「社会人基礎力」などの汎用的な基礎能力とチューニングした結果,共通する主な能力として,自己管理能力,問題解決能力,意思疎通能力,対人関係能力などの4つの能力が産業界・教育界共に必要な能力であることが明らかになった. |
Databáze: | OpenAIRE |
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