Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2001 |
Předmět: |
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Zdroj: |
小松島赤十字病院医学雑誌 = Komatushima Red Cross Hospital Medical Journal. 6(1):65-68 |
ISSN: |
1341-8262 |
Popis: |
症例は50歳、女性。突然の激しい腹痛を主訴に救急車にて来院した。臍周囲に激しい自発痛を訴え、触診上、臍周囲から右下腹部にかけ軟らかな可動性のある腫瘤を触知した。血液検査で、はヘモグロビンが7.9g/dlと貧血を認める他に異常なかった。腹部CTにて浮腫状に腫大した小腸を認め、小腸捻転による絞扼性イレウスの診断下、同日緊急開腹術を施行した。術中所見ではトライツ靭帯から約20cmの空腸に重積を認め、腸管は浮腫状に腫大していた。重積を整復したのち、触診にて弾性硬の腫瘍を腸管内腔に認め、これが先進部となったと考えられた。小腸を、腫傷を含め約40cmにわたり部分切除し端端吻合を行った。切除標本で腫蕩は2cm大の山田Ⅲ型ポリープ様で表面に陥凹を認め、同部に出血を伴っていた。病理診断はGastrointestinalstromal tumor (GIST)であった。比較的まれな成人の小腸腫療による腸重積症の一例につき若干の考察を加え報告する。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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