Some Extensions of the Dynamic Social Impact Theory
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2018 |
Předmět: | |
Zdroj: | 埼玉大学紀要. 教養学部 = Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts. 53(2):207-218 |
ISSN: | 1349-824X |
Popis: | 動的社会的影響理論(DSIT)は,個人間の社会的影響の作用だけから何が生じるかを思考実験する計算機シミュレーションのモデルである.まず,DSIT には意見数の増大,意見の多次元化,空間区画の導入といった拡張可能性があることを述べる.次に本稿では意見数を増大させ,少数派や多数派を複数設定できる条件でシミュレーションを実施した.この拡張されたDSIT の試行は次の帰結を導いた.(1)初期の多数派の比率が一定でも,少数派を分割したとき,多数派が増大する.(2)意見のクラスタには自己隣接の傾向(凝集性の増大)が生じる.(3)意見クラスタの人数が低下するほど隣接傾向は高まる.多数派はほとんど凝集していない.(4)強力な多数派があるとき,複数の少数派は相互に空間的に接近する(隣接傾向がある).(5)多数派が複数あるとき,少数派は多数派間の境界で生き残る傾向がある. |
Databáze: | OpenAIRE |
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