臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウムによる生体影響の細胞遺伝学的検討 -(1) 暴露作業者における細胞遺伝学的モニタリング-
Rok vydání: | 1993 |
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Předmět: | |
Zdroj: | 労働科学 |
Popis: | 臭素酸 K、臭素酸 Na に暴露した32名の化学工場労働者及び性、年齢、喫煙暦をマッチさせたmatched control において、末梢血リンパ球姉妹染色分体交換に注目しCytogenetic 影響について検討を実施した。 その結果、臭素酸化合物暴露作業者において末梢血リンパ球 SCE 頻度が高値を示しcytogenetic な生体影響を確認した。従って臭素酸 Na 及び臭素酸 K ともに genetoxic な物質であり、その mutagenic, carcinogenic po-tency に充分に留意すべきであることが示唆された。また末梢血リンパ球 SCE 頻度測定は、有害物質暴露による cytogenetic monitoring のための有用な指標であることを認めた。 (図6・表1)(自抄) |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |