Low frequency radio wave observation program on the lunar surface

Autor: Kawano, Nobuyuki, Morioka, Akira, Iwata, Takahiro, Kondo, Tetsuro, Lunar Low Frequency Astronomy Study Team
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: 第6回宇宙科学シンポジウム = Proceedings of the 6th Space Science Symposium. :243-246
Popis: 地球の電離層に拒まれて10MHz以下の高感度・高分解能電波天文観測は人類にとって唯一残された未開拓の分野である。この周波数帯で惑星や太陽系外からの電波を観測しようとすると、地球・月周辺では先ず4〜5桁も強い地球からの放射を避けなければならない(三沢他、2005)。このような理由から月の裏側は常に地球の反対側にあり、理想的な観測環境といえる。近年、月を観測の場として利用しようという国際的な流れと相まって、各国で検討されている。月面低周波電波天文研究会は約60名の各分野の専門家が集まり、近い将来、10MHz以下の高感度・高分解能な電波天文観測の実現に向けて本格的な検討を進めている(野田他、2005)。ここでは観測の場としての検討結果と今後の課題の概要を述べる。詳細は既にまとめられている中間報告書を参照されたい。
資料番号: AA0063353020
Databáze: OpenAIRE