Influence of Image Density Properties in MSCT and CBCT on Automatic Tooth Segmentation Procedure in a CAD system

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2014
Předmět:
Zdroj: 岐阜歯科学会雑誌 = The Journal of Gifu Dental Society. 41(1):8-17
ISSN: 0385-0072
Popis: 全身用マルチスライスCT(MSCT)と歯科用コーンビームCT(CBCT)は画像濃度の特性が異なる事が報告されている。我々は、コンピューター支援(CAD)検出システムの歯を自動的に検出する機能を利用して、両者の濃度特性を比較検討した。被写体として、生体の歯や骨と同等のX線吸収を示す人工硬組織を備えた頭部ファントムを用いた。ファントムに銀合金、金銀パラジウム合金、およびストッピングで作製した模擬補綴物を装着した状態、および補綴物のない状態でCT撮影を行った。CT画像を、画像濃度を基にして歯を周囲組織から分離する機能を持つCADプログラムで処理した。画像のウインドウ幅(WW)およびウインドウ値(WL)を変えながら処理を繰り返し、最も多くの歯が識別可能であった至適WWおよびWLを求めた。歯に欠損のない患者40名のMSCTおよびCBCT画像についても同様の検討をおこなった。ファントムによる検討の結果、歯列上に補綴物がない場合、至適WW、WLは、MSCTとCBCTで大きな違いがなかった。歯列上に補綴物がある場合、CBCTのみに至適WW、WLの低下が紐められた。生体の画像による検討では、MSCTの至適WW、WLはほぼ一定であったのに対して、CBCTでは至適WW、WLが広く分散していた。MSCTとCBCTの相違は、以下の要因に因ると考えられた。1)MSCTは画像濃度の基準としてハンスフィールド値を採用しているが、CBCTはしていない事。2)CBCTの平面検出器は、MSCTの線検出盟よりも金属補綴物の影響を受けやすい事。
Databáze: OpenAIRE