Privatization and the Optimal Discriminatory Subsidy : A Mixed Duopoly with Subsidy Distortion
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2020 |
Předmět: | |
Zdroj: | 新潟大学経済論集. 109:49-76 |
ISSN: | 0286-1569 |
Popis: | 本論文は,補助金に歪みのある混合複占市場における最適差別化補助金政策を考察し,公企業が民営化する前と後の社会厚生について比較を行う.混合複占市場で数量競争を行う公企業と私企業に対し,政府が異なる水準の補助金を与えることのできる状況を考え,以下の結論を提示する.第一に,民営化前の混合複占市場において,公企業に補助金は全く与えられないが,民営化後の純粋複占市場では,両企業に補助金が与えられる.第二に,第一の結果を踏まえて,民営化前の社会厚生は民営化後よりも常に大きいことが示される.民営化により社会厚生が小さくなるという結果は,公企業と私企業が同時手番のクールノー競争を行うか,逐次手番のシュタッケルベルク競争を行うかに依存せず成立する. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |