ビシュケク市におけるキルギス語とロシア語のコード・スイッチングのパターンと特徴
Autor: | Odagiri, Nami |
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Jazyk: | angličtina |
Rok vydání: | 2020 |
Předmět: | |
Zdroj: | 関西大学外国語学部紀要 = Journal of foreign language studies. 23:21-41 |
ISSN: | 1883-9355 |
Popis: | 本研究は、キルギス語とロシア語のコード・スイッチング (CS) のパターンと特徴を明らかにするものである。キルギス共和国の首都で収集した談話データ内のCSを、主にMyers-ScottonのMLFモデルを用いて分析し、文法的な枠組みを作る「母体言語」と、そこに挿入される「埋め込み言語」を明らかにした。その結果、キルギス語が母体言語となる場合が大多数で、ロシア語の名詞が挿入されるパターンが最も多く見られた。なかでも頻度が高かったのは、ロシア語の名詞とキルギス語の接尾辞が組み合わされる例であり、同様の例は、形容詞や動詞が挿入される場合にも観察された。これはまさに、膠着語であるキルギス語と、言語類型的に異なるロシア語とのCSに見られる、特徴的なパターンであるといえる。 This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP16K16668. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |