スイミン ケンシン ノ アリカタ : スイミンジ ムコキュウ ケンシン ノ アリカタ
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2017 |
Předmět: | |
Zdroj: | 睡眠医療 = Japanese Journal of Sleep Medicine. 11(3):353-357 |
ISSN: | 1882-2096 |
Popis: | 閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は放置すると心循環系疾患発症の危険因子となるだけでなく、寿命にも悪影響を及ぼすと考えられ、その有病率は高いものの、眠気などの自覚症状を伴わないことも多く、診断および治療を受けている人は潜在患者の一部に過ぎないと考えられる。一方で、重症OSAの治療群と未治療群では心血管疾患のリスクが大きく異なることが報告されており、特に重症の未治療者を減らすことは重要と考えられる。そのためにもOSA検診は有用な手段といえる。昼間の眠気はOSAの重要な症状のであるが、眠気のある人(エプワース眠気尺度>10)はOSA重症者の4割に過ぎないことから、眠気の有無によってOSAをスクリーニングすることは、重症者の過半数を見逃す恐れがある。検診においてはコスト・リスクとベネフィットのバランスを考える必要があるが、心・脳血管疾患の既往がある人や職業運転手に対しては、コストをかけてもより精度の高い検査・検診を行う意義があると考えられる。本稿では、OSA検診の現状も含め概説する。(著者抄録) |
Databáze: | OpenAIRE |
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