A病棟の看護師が患者との関わりの中で感じる困難感やジレンマの特徴
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2019 |
Předmět: | |
Zdroj: | 旭川赤十字病院医学雑誌. 31:43-45 |
ISSN: | 0913-4417 |
Popis: | A病棟(血液・腫瘍内科)で2012〜2017年に行われた倫理事例検討の記録およびデスカンファレンス記録の中から、困難感やジレンマが表現されている記録を抽出し質的帰納的に分析した。結果、下記の8カテゴリーが抽出され、うち7つは終末期看護に関するものであった。1)病状の未告知が患者の為になっていたかという疑問。2)患者・家族へ最期の過ごし方を聞くのを躊躇したことへの後悔。3)本人らしい最期を迎えるための環境を整えられなかったことへの後悔。4)看護師と主治医の緩和ケアに対する方向性の違い。5)終末期にある患者の病状に対する家族と医療者の現状理解の不一致。6)患者の状況に合わせた関わり方が分からなかったことへの戸惑い。7)患者へのアセスメント・観察力不足による苦痛緩和の遅れ。8)患者急変時対応の未熟さへの後悔。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |