Equipment Investment Cycles of Post W2 Japanese Capitalism(a preliminary analysis) : Japanese Capitalism, That has Mediated Deepening and Ceasing of the Great Depression during Late 20th Century (In honor of Prof. Okinori Karato)
Autor: | Sasaki, Yoh |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2006 |
Předmět: | |
Zdroj: | 經濟學研究. 56(2):1-18 |
ISSN: | 0451-6265 |
Popis: | 日本資本主義は今,戦後6番目の産業循環(=設備投資循環)上昇局面の踊り場にある。小論の景気局面区分はあくまで設備投資循環=中期循環に即しており,内閣府「景気循環日付」と異なる。第VI期循環は第V期(1995~02年)後退局面を漸く脱却後,02年第3四半期に始まった。それは,石油危機期にあたる第II期下降局面(74~77年)と第III期全体(78~83年),第IV期全体(84~94年)と第V期全体(95~02年)まで,3期半の中期循環にまたがり,四半世紀に及んだ,すなわちコンドラーチェフ型長期循環の不振過程を,「三つの過剰」の強行処理を通して総括的に収束せしめ,開始した。と同様,も支配的資本,機軸産業,覇権国の再編や序列変化という世界市場変容を伴っている。この間ウォール街・シリコンバレー・中華圏経済のネットワークが国際分業の地殻変動的な再編軸をなしてきた。日本資本主義のは,そうした世界資本主義のグローバル展開を呼び起こす舞台裏となったと,開始,深化,収束の各局面で積極的に媒介しあってきた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |