「日常知」による思考の実態についてー中・高校理科教員志望学生に見る自然環境についての理解調査からー
Autor: | Yasunori, Igarashi |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2017 |
Předmět: | |
Zdroj: | 東京理科大学教職教育研究. 2:145-150 |
ISSN: | 2432-7565 |
Popis: | 生徒のもつ「日常知」は、理科の学習指導に対して大きな影響を及ぼすので、生徒のもつ「日常知」についてよく知り、その実態を踏まえた授業設計を行っていく必要がある。本稿では、「自然環境についての理解」に対しての調査を集計・分析した結果から、学生は、「水は重いもの」と考えていることや「フロンガスはオゾン層まで上昇するので軽いもの」と考えていることなど、自然環境を理解する際にも、科学的思考を用いるのではなく、「日常知」に基づいて思考し判断している実態が判明したので報告する。最後に、「日常知」(誤概念)を克服する方法を示した。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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