Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2021 |
Předmět: |
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Zdroj: |
聖路加看護学会誌 = Journal of St. Luke’s Society for Nursing Research. 24(1-2):25-32 |
ISSN: |
1344-1922 |
Popis: |
筆者らは,臨床看護師への移行期の困難を緩和することを目的とする「卒業実習 チームチャレンジ」を実施してきた.本研究は,本実習の履修者の,履修後から新人看護師への移行の実態について,履修者の視点から検討することを目的として実施した. 方法:2018年度に「チームチャレンジ実習(学部4年次・選択科目3単位)」を履修し,かつ2019年度から病院の新人看護師として従事している者を対象に,半構造化面接を実施した.新人看護師として就労するうえで本科目が生かされた点,生かされず適応が困難であった点を視点に,内容分析を実施した.データ収集期間は,2019年7~9月であった. 結果:研究協力者は,2018年度に本実習を履修し,2019年4月から病院に就職した8人のうち,研究への参加に同意した7人であった.「チームチャレンジ実習」を履修した学生の新人看護師への移行の実態として,全部で4カテゴリー,【実習においていままで経験したことのない臨床看護と自分の課題を知る】【先取り体験が新人看護師としての実践を促進する】【新人看護師になって初めて経験し学ぶ】【一歩ずつ新人看護師としての成長のプロセスを踏む】および16サブカテゴリーが抽出された. 結論:本実習は臨床看護を先取りする経験であり,準備性を高める機会となっていた.これらは,新人看護師が体験するリアリティショックの緩和剤となっていると考える.また,本実習での経験はポジティブならびにネガティブ両側面からの現実的職務予告となっていたが,新人看護師としての実践につながる経験として意味づけられたと考える.さらに,事前に体験できないリアリティが臨床現場にはあるという事実そのものを,実習にて感じていた.実習前に抱いていた漠然とした臨床に対する想像が,自身の課題として明確になっていたと考えられる.それが実際に就職した後のレジリエンスにもつながっていたと示唆される.キーワード:看護基礎教育,新人看護職,リアリティショック,臨床・臨地実習,看護学生 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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