当院で経験した喫煙に伴う急性好酸球性肺炎の5例の解析

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2020
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Zdroj: 加古川市民病院機構学術誌. :07-09
ISSN: 2189-1567
Popis: 急性好酸球性肺炎(AEP)の発症要因として、様々な薬剤や吸入物質が報告されている。本邦では喫煙に関連した報告が多いが、その機序は明らかではない。2013年から2018年に当院で診断した喫煙関連のAEP患者5例を対象に発症様式と病態を調べた。喫煙開始時期は発症2週間~1ヵ月前であり、初回喫煙だけでなく禁煙後の再開や受動喫煙でも発症を認めた。また5例中4例はマイコプラズマIgM抗体もしくはIgG抗体が陽性であった。マイコプラズマ肺炎の肺局所では病初期において一過性の軽度の好酸球集積が知られており、喫煙によるAEPの発症様式に関与する可能性が示唆された。(著者抄録)
Databáze: OpenAIRE