粉じん暴露による系統的健康障害 -じん肺罹患者のcohort研究から-
Rok vydání: | 1990 |
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Předmět: | |
Zdroj: | 労働科学 |
Popis: | 全国じん肺患者同盟会男性会員7,623名を解析cohortとし、1982 年1月1日から1987年12月31日までprospective cohort studyを実 施した。その結果、じん肺患者では、〟リウマチおよび類似疾患のSMRが有意に増加していること、№悪性リンパ腫やリンパ・造血臓 器癌のriskが高いこと㏍肺癌のみならず大腸・小腸癌、肝臓癌、鼻・副鼻麹o、癌、脳腫瘍など各種臓器の悪性新生物のriskが高いことが示された。この結果は「じん肺罹患者や粉じん作業者では、粉じんの免疫学的作用により、各種の免疫病理学的疾患の発症やリンパ造血臓器癌のriskが高まるとともに、免疫監視機構の破綻により各種臓器癌の多発に結びつく」との仮説を支持するものであった。 (図2・表3)(自抄) |
Databáze: | OpenAIRE |
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