Present status of BepiColombo observation system of cooperative Mercury exploration plan between Japan and Europe. Present status of BepiColombo/Mercury Magnetospheric Orbiter

Autor: Yamakawa, Hiroshi, Ogawa, Hiroyuki, Hayakawa, Hajime, Kasaba, Yasumasa, Mukai, Toshifumi
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: 第5回宇宙科学シンポジウム = Proceedings of the 5th Space Science Symposium. :702-709
Popis: 「ベピ・コロンボ(BepiColombo)」計画は、欧州宇宙機関(以下、ESA)との共同によって、この惑星の磁場・磁気圏・内部・表層を初めて多角的・総合的に観測しようとするプロジェクトである。本計画の科学的意義は、以下の2つである。(1)固有磁場と磁気圏を持つ地球型惑星は地球と水星だけであり、水星の詳細探査は「初の惑星磁場・磁気圏の詳細比較」の機会となる。「惑星の磁場・磁気圏の普遍性と特異牲」の知見に大きな飛躍をもたらすことが期待される。(2)磁場の存在と関係すると見られる巨大な中心核に代表される水星の特異な内部・表層の全球観測は、太陽系形成、特に「地球型惑星の起源と進化」の解明に貢献することが期待される。本計画は、上記の目標に最適化された2つの周回探査機、すなわち表面・内部の観測に最適化された水星表面探査機Mercury Planetary Orbiter (MPO:3軸制御、低高度極軌道)と、磁場・磁気圏の観測に最適化された水星磁気圏探査機Mercury Magnetospheric Orbiter(MMO:スピン制御、楕円極軌道)から構成される。両探査機は、1体で「ソユーズ・フレガート2B」ロケットで2012年に打ち上げられ、水星へ伴に旅をする。2016年の水星到達後に分離し、協力して観測活動を行う。
資料番号: AA0049122167
Databáze: OpenAIRE