Emergency nursing in the emergency treatment room as perceived by nursing students

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2020
Předmět:
Zdroj: 中部大学生命健康科学研究所紀要. 16:31-39
ISSN: 1880-3040
Popis: A 看護専門学校(全日制三年課程)で成人看護学急性期実習を履修した 3 年生 38 名の学生を対象にして、初療室実習終了後に記載した学びの記録の中から、「看護学生がとらえた初療室における救急看護」を表している記述を抽出し分析した。その結果、≪患者の状況に合わせた環境整備≫≪ 迅速な臨床推論と臨床判断≫≪先を見据えた迅速・丁寧な援助≫≪多職種との連携・協働≫≪倫理に基づく行動≫≪看護の普遍性≫の6つのカテゴリを得た。学生は、救急看護で必要とされている迅速な臨床推論と臨床判断に基づいて患者の病態の緊急度・重症度を適切に評価し、実施される処置や治療に対して自宅での生活を含め、先を見据えて迅速・丁寧に対応することをとらえることができていた。また、初療室内外の多職種との連携・協働もとらえていた。一方で、一刻を争う救急場面においても倫理的な実践が行われていることや、どのような看護場面においても看護師の役割は共通していることをとらえた学生もいた。本研究の結果から、初期治療を行う初療室という場に学生が身を置いて実習を行うことは、救急看護を学ぶ上で意義のあることが示唆された。
Databáze: OpenAIRE