相国寺裏方丈庭園枯流の雨水管理機能評価
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2018 |
Předmět: | |
Zdroj: | 景観・デザイン研究講演集. 14:109-113 |
ISSN: | 1881-6037 |
Popis: | 地球温暖化にヒートアイランド現象が加わり, 都市型水害が頻発している. その対策として, 小規模分散型水管理の, グリーンインフラの技術が世界的に注目され, 各地で実装されつつある. 本研究は日本の風土に適した分散型水管理のあり方を追究するものである. そのために, 京都の相国寺裏方丈庭園の枯流の雨水貯留を実測し, 3Dモデルを作製して, その機能を評価した. 本枯山水庭園の浸透率は, 48.7%と見積もられた. また, 降雨終了後直ちに貯留が終了することが確認された. この高い浸透機能を無視しても, 一つの降雨イベントの総雨量として, 貯留だけで430mmを処理できることが明らかになった. 現代日本の都市で雨庭を賢くデザインするには, 貯留とともに, 浸透機能を十分考慮すべきと示唆された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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