周産期専門家7名における分娩時胎児心拍に対する観察者間差異(Interobserver variance in intrapartum cardiotocograph interpretation among 7 perinatal experts)
Autor: | Hitomi, Kikuchi, Tomoaki, Ikeda, Hiroyuki, Horio |
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Jazyk: | angličtina |
Rok vydání: | 2017 |
Předmět: | |
Zdroj: | AINO JOURNAL. 15:57-64 |
ISSN: | 1348-480X |
Popis: | 日本産婦人科学会(JSOG)ガイドラインを用いた分娩時胎児心拍(CTG)の理解における観察者間差異について調べた。日本人医師7名に高リスク妊婦14名の出産前3時間における9分おきのCTG(188頁)を印刷して渡した。さらに、JSOG基準の82の胎児心拍(FHR)分類および5段階リスクカテゴリーに基づき医師が適切なFHR分類とリスクカテゴリーを選択し、観察者間の一致について分析を実施した。5段階リスクカテゴリーの一致率は74.4±4.5%であった。κ係数は0.667±0.053であり、相当の合意が示された。以上より、日本の指導的な出産期医学専門産科医において、5段階のリスクカテゴリーの理解は一致していることが示された。一方で、FHR分類については差異が認められた。FHRの一致率が最も高かったのはベースラインカテゴリーにおいてであり(41.0%)、次に一致率が高かったのは変動性カテゴリーにおいてであった(35.1%)。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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