Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
1996 |
Předmět: |
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Zdroj: |
小松島赤十字病院医学雑誌 = Komatushima Red Cross Hospital Medical Journal. 1(1):1-4 |
ISSN: |
1341-8262 |
Popis: |
人工骨頭置換術患者16名において周術期の動脈血血液ガスの変化を測定した。手術は硬膜外麻酔で行い、ルームエア自発呼吸下での血液ガスを、術前から術後2日目にかけて8回測定した。また、Pa02に対する骨セメン卜の関与について調べるため、骨セメントを使用した群(セメント群n= 8)としなかった群(セメントレス群n=8)に患者を分けてデータを比較した。その結果、両群とも術後数時間後からPa02が低下し始め、その傾向はセメント群で著しいことが示された。また、セメン卜群ではその回復が遅延した。PaC02は両群とも術後は上昇を認めなかった。遅発性低酸素血症の原因としては、骨髄内操作により血管内に流入した骨髄脂肪による肺塞栓、あるいは凝固系の賦活による微少血栓が疑われる。セメン卜群ではステム打ち込み時に骨髄内圧が上昇するため塞栓が多量となり、低酸素血症が重症化したものと思われる。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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