口唇口蓋裂患者の治療に用いるPNAM装置作製へのRapid prototypingの応用

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2012
Předmět:
Zdroj: 北海道医療大学歯学雑誌. 31(1):19-23
ISSN: 1880-5892
Popis: 新生児の口腔模型作製における印象採得時のリスクを回避するため、CT像から得たCADデータを基に作製したRP模型を用いてPresurgical Nasoalveolar Molding(PNAM)装置を作製して治療を行った症例を経験した。口唇口蓋裂の患児2例を対象とした。症例1(初診時年齢生後10日、男児)。片側性口唇口蓋裂の診断で受診した。PNAM装置を装着後、口唇形成術までの間、PNAM装置の調整を行った。3ヵ月後に口唇形成術を施行した。1歳6ヵ月時に口蓋形成術を施行した。3歳3ヵ月時から側方拡大装置を装着した。4歳時からチンキャップを使用し、現在に至る。症例2(初診時年齢生後20日、女児)。両側性口唇口蓋裂の診断で受診した。PNAM装置を装着後、口唇形成術までの間、PNAM装置の調整を行った。4ヵ月後に口唇形成術を施行した。その後定期的に経過を観察し、他の病院に転院した。
Databáze: OpenAIRE