Evaluation of lntraoperative Manometric Examination in the Treatment of Choledocholithiasis
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2000 |
Předmět: | |
Zdroj: | 胆と膵 = The Biliary tract & pancreas. 21(5):393-397 |
ISSN: | 0388-9408 |
Popis: | 胆管結石治療において, 遺残結石がないこと, 再発しないこと, 良好な長期予後が得られること, 低侵襲で早期退院ができることの4点すべてを満たすものが理想的な治療法である. 胆管結石は成因からみると, 胆嚢からの落下結石と, 胆管に原発する結石の2種類があるが, 後者は乳頭機能の異常が関与していると考えられるため, 両者に対する理想的な治療法は自ずと異なってくるはずである. われわれは胆道内圧による乳頭機能評価を行い, 症例を重ねて長期にわたるフォローアップを行ってきた. その結果乳頭機能の異常は胆道内圧の抵抗値(R)で判断され, R>10は乳頭狭窄, R<1は乳頭不全で, それぞれ回復不可能な器質的な異常と, 回復可能な機能的な異常とが存在し, 胆管に原発する結石は器質的な異常の場合に発生すると考えた. 以上より器質的な乳頭異常以外の症例は落下結石と診断し, 乳頭機能を温存した胆嚢摘出と胆管切石術が適応であるが, 器質的な乳頭異常と評価された場合は胆管に原発した結石と診断し, 乳頭機能の異常を解消すべく, さらに胆道付加手術を行うべきであると考えている. |
Databáze: | OpenAIRE |
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