Autor: |
Haruyo, ONO, Shigeharu, TAMURA |
Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2013 |
Předmět: |
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Zdroj: |
大手前大学論集 = Otemae Journal. 13:15-28 |
ISSN: |
1882-644X |
Popis: |
本稿では、私たちが日常生活で目にする印刷物や標識の見え方が、カラーユニバーサルデザインに配慮したデザインが大事だといわれている今日、実態はどのように配慮されているかについて検討している。急速に進展する国際化社会では、視覚表示は文字よりピクトグラムの方が情報を得やすい。また、これらを着色すると人目を引くとの考えから、多くの見る対象が着色されている。 一方、色覚に障害を有する人は日本人の男性では5%弱が先天性赤緑色覚異常で、白人男性の場合は約8%の人が色覚に障害を持つといわれている。更に、我が国は急激な高齢者社会を迎え、文字の細部の識別が困難であるばかりでなく、色彩の識別に問題を抱える人々が増加している社会環境にある。色覚障害についての研究は、個人の色覚判別用の石原式色覚検査表は広く知られている。また、実用を考えた色覚異常による色の見え方についての報告、公共施設の色彩計画について、色覚に関する色覚障害者の見え方への配慮等についての研究は、精力的に発表されている。 色覚に関する基礎研究が大きな成果をあげている中で、これらの成果が実際にはどのように反映されているのか、色覚に障害のある人と色覚に障害のない人が、実際にどのように着色した物を見ているかについて検討したので報告する。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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