[Book Review] SAHARA Makoto, ' A Study of Bronze Bells of the Yayoi Period in Japan', University of Tokyo Press, 2002, Tokyo Japan
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2008 |
Předmět: | |
Zdroj: | Studies on humanities and social sciences of Chiba University |
ISSN: | 1342-8403 |
Popis: | 佐原真『銅鐸の考古学』 東京大学出版会 2002.3 419p 13,000 円 ISBN 4-13-020133-6 鈕のルジメント化に着目した銅鐸の変遷を提示し、銅鐸に関する多くの研究を残した佐原真の論集について評論する。佐原の、近畿式銅鐸工人と三遠式銅鐸工人が統合されて最終段階の近畿式銅鐸になったという変遷観については、統合はなかったと考える。畿内・北部九州の勢力が中国・四国・東海に自らの象徴である祭器を所有させることを意図したかのようだ、という佐原の銅鐸観については、それほどの強い政治性はなかったのではないか。また、中心的な工房だけではなく遍歴の鋳物師によって銅鐸が鋳造されたという説についても、出土状況からは疑問がある。そのほか、評者の視点に沿って考えを述べる。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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