Autor: |
Shinobu, Sato, Yukari, Seki, Shoko, Kaneko |
Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2019 |
Předmět: |
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Zdroj: |
獨協医科大学看護学部紀要 = Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing. 12:49-66 |
ISSN: |
1883-0005 |
Popis: |
【目的】 高齢者のADL ギャップの要因とその縮小に向けた効果的な介入について整理し,今後の研究の方向性を検討することを目的として,高齢者のADL ギャップに関する研究を概観した.【方法】 国内文献は,医学中央雑誌Web 版Ver.5 を用いて「できるADL」「しているADL」「差or格差or 差異or 相違」 を,海外文献は,PubMed とCINAHL Plus with Full Text を用いて 「capability ADL or capability activities of daily living」「performance ADL or performance activities of daily living」「gap* or difference or disparity」「ADL gap*」をキーワードに検索した.分析は,発表年, 筆頭著者(職種),論文種類,研究対象,研究方法(デザイン,データ収集方法,分析方法)について記述統計を行い,研究内容は,類似性に従い分類した.【結果】 対象文献は25件であり,1980 年から年0~4 件のペースで発表された.研究内容は,【ADLギャップの影響要因】【ADLギャップの縮小に向けた介入】【ADLギャップの実態調査】【ADLギャップに関する因果検証】に大別された.【結論】 今後は,介護老人保健施設や特別養護老人ホームの入居者,内部疾患や認知症者を対象とするADLギャップの実態,高齢者の生理的老化や社会的背景とADLギャップとの関連,ADLギャップのない高齢者の要因を明らかにすることである.また,ADLギャップの縮小に向けて,他職種との共通指標の設定や,簡便なADLギャップ評価ツールやスタッフ教育プログラム・患者参加型アプローチの開発とその効果に関する研究の必要性が示唆された. |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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