Practical Report on Syllabus-related Pre-admission University Education

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 文部科学省:令和4年度大学入学者選抜実施要項について(通知) https://www.mext.go.jp/content/20210617-mxt_ daigakuc02-000010813_1.pdf(令和3年9月6日アクセス)
太田 昌宏,鈴木 浩子:【明星教育センター開設10周年記念特別編】教育実践の取り組みと成果「入学前教育」,明星:明星大学明星教育センター研究紀要(11),pp125-129,2021年
田上 正範:新入生の意欲を掻き立てる入学前教育プログラムの実践報告,(追手門学院大学)基盤教育論集(6),pp75-85,2019年
渋谷 郁子,岩田 昌子,杉原 亨,石川 拓次,前澤 いすず:学生の主体的参加を高める短期大学入学準備プログラムの開発,鈴鹿短期大学紀要(34),pp19-30,2014年
岩田 昌子,渋谷 郁子:保育者養成課程に在籍する短期大学生の入学前教育の受けとめ方:大学適応との関係から,鈴鹿短期大学紀要(33),p201-211,2013年
ISSN: 1347-9350
Popis: 総合生活学科令和2年度入学前教育として令和3年度入学予定者46名に任意の科目のシラバスを確認し,(1)学ぶ内容の要約,(2)受講により身につく能力をどのように生活に活かすか,を記載するレポート課題を課した。課題の回収率は100%であり,課題の題材となった科目の中でも,「現代生活とマナー」「生活コミュニケーション論」「ホスピタリティ論」といった必修科目を選択した人が多かったが,科目選択の傾向として,食,デザイン,医療事務と中国短期大学総合生活学科の特徴に合うように幅広い分野から科目が選択されていた。 レポートの平均点は82.84点と高かったが,事前に入学予定者に示した採点のポイントのうち「返信封筒の宛名に記載した行を御中に直す」,「差出人である入学予定者の住所や氏名を書くといった手紙のマナー」,「自分の考えを述べる」,「段落を付けて書くといった原稿用紙の使用」の項目において減点が目立った。これらの結果は,入学後の授業で学生の文章力を大学レベル・社会人レベルへと引き上げるための指導の必要性を再認識させるものであった。
Databáze: OpenAIRE