大学生スポーツ競技者の痩身願望におけるスポーツ競技種目群による相違の検討―運動有能感に着目して―
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2022 |
Předmět: | |
Zdroj: | 信州心理臨床紀要. 21:1-12 |
ISSN: | 2436-326X |
Popis: | 本研究では,大学生スポーツ競技者の痩身願望に至るプロセスについて運動有能感に焦点を当て調査を行った。運動有能感がスポーツ競技者の高い自尊感情を低減させることで体型のデメリット感を感じさせるという仮説について検討することを目的とした。大学生・大学院生のスポーツ競技者229名について,ダンスなどを含むⅠ群,陸上競技などを含むⅡ群,柔道などを含むⅢ群,バレーボールなどを含むⅣ群に分けて群ごとの比較をした。その結果,それぞれの種目群で異なる痩身願望に至るプロセスが示された。そのため,スポーツ競技者の痩身願望および摂食障害の予防には,スポーツ競技によって異なるアプローチをすることも必要であることが示唆された。 Article 信州心理臨床紀要 21 : 1-12(2022) |
Databáze: | OpenAIRE |
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